網タイツの凄まじさ
投稿日:2021/05/07
白状する。小生はあのコスプレ姿、網タイツのこまやかな冷たい黒と雪の肌に上気した血の色を溶かした二色の巧みに縺れ合った目も眩むような色欲と悩乱の綾模様を、ヒールを履いた小さい足から細やかながら豊かに張りきった腿、その付け根までなだらかに延べ広げて、さらに愛すべき下腹の地毛の茂みを経てそのまま露わな肩まで一色の華やかな素肌の桃色をゆきわたらせる上を黒い線が両脇から粗く取り縛ったように錯雑するさま、胸元のほんのり霞むように水彩の筆先で点々と二つ施したばかりの珊瑚色の乳の周りを冷酷に区切るようにこれまた黒い網が曲がった矩形の羅列で埋めつくしていくさま、その佇まいに少女の恥じらい内股気味に、両手で申し訳程度に気になる部分を覆いながら屈んで、はにかんだ頰に浮かんだ、これは腿や腹に一層の暖色を加えて紅潮した微笑みに出会ったとき・・・すでに射精に至って茫然と白けていたのである。網タイツの魅力、細々といらいらとした網の目に映る、人工と天然との毒々しい中間色、その色彩の主成分は勿体なき玉の素肌で、黒い線は添えただけ、そう今さら悟ったのである。抱く前に果て、挿入はおろか導入にすら達せずこの無念。まだまだ修行が足りないと見えるよ。ふう