素朴、あるいは田園的な女性美
投稿日:2021/03/02
豊頰の丸顔につぶらでやや吊り目がちの瞳、ゆるびた口元は愛嬌と淫乱の境い目のようなアヤウイ感じで、白く覗ける歯並びは気持ちいいくらい秀麗である。肌は乙女らしい素朴な骨組みを包んで、白過ぎない白。ぽっちゃりとは決して言えまいが、猫を被ったような、陰険にして強欲な湿った穴倉に両側からむっちり押し迫る腿の肉、量感の程よい、そして乳首のトキ色のよく映える、やはり落ち着きのあるナイーブな乳白色の両の乳房の下から、愛らしく密生した下の毛に至るまでほのかな肉の段々畑を成すさまには、少なからぬ隙があって、数奇を凝らした庭園とは別種の田園の美、生活の美を放っている。上は一糸も纏わず下はスカート、めくった先に直に黒毛、脱がされたパンティも哀れに、男優の指に口に、次第に本性をタギらせていく率直簡明なロマン。そして、バックのお尻は甘くキワドク、一双の畝を作った背中の肉と地続きに、腰から大きく盛り上がって、よもやよもやの大豊作、畑にゴロンと転がっていそうな、生白いウリ科のおめでたさである。誘う口元、無雑作な毛、這わせればそそる肉付き、目出度くも愛でたい、懐かしくもイジめたくなる逸品の女体といえよう。ふう